針供養の日

品川区大井町の鍼灸治療院、ディモコ治療院です。

今日は針供養の日ですね。

治療院で使うはりは、だいたい鍼の漢字を使います。裁縫用は針を使いますね。

本日はその裁縫用の針を供養する日です。

鍼と針の違いは?

正解は"鍼"と"針"は旧字と新字の関係で意味自体に 違いはありません。

 

ただ字の成り立ちは微妙に違い

"針"を表す字は元々"辛"でこれはとってのついたはりを表す象形文字(その物の形を形どって作られた漢字)ではりは金属製なのでかねへんが付けられ辛が省略され十になり"針"となりました。

 

ちなみに針自体昔は拷問などの責め具にも使われていたので"辛"の字は転じて"つらい"やからいになります。

※からいは味覚では無く痛覚の一種です。

 

一方"鍼"の方はこれまたかねへんに咸(強い刺激、衝撃を与えるの意)を合わせた文字でこちらも元々は責め具としてのはりを表しています。

つまり漢字としての成り立ちは微妙に違えど使われる意味あいや読み方は全く同じなんですね。

それが何の因果かいつの間に治療用のはりとして転用されるようになったといいます。

人を苦しませるための道具という意味で生まれた鍼や針の字ですが今では人の治療のため使われているっていうのはなんとも不思議な話ですね。